透明、可視化モデルとは?

HOME > メディア > 透明、可視化モデルとは?
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

透明、可視化モデルとは?


みなさんこんにちわ

透明モデル、可視化モデルをご存じですか?

一般的にはなじみのない言葉ですが、要は透明な樹脂で加工した部品ということですね。
 
昔からあるので珍しくないかもしれませんが、その多くはデザイン的に透明が必要な部品、例えばライティングで光らせたい部品や、ケースやボトル等など一般消費者を対象とした試作品やモックアップ、展示会モデルなど、ですね。

この場合、いかにきれいに仕上げるかが重要になってきます。


対して最近増えているのが機能性重視の透明可視化モデルです。


用途としては、内部の構造を明らかにしたい、内部の流動物の動きをみたいなど。

この場合、必要なことは、内部が確認でき、機能の検証ができれば良いので、ある程度の透明度でも問題ないと言えます。


トランスミッション可視化モデル。中の動きを確認するモデル。


透明、可視化モデルは仕上げ具合でコストに大きな開きが!

先ほど記載したように、同じ可視化モデルでも使用方法により必要な仕上がりが変わるわけです。

で、この仕上げ具合ですが、透明モデルの場合、大きく分けて次の4つとなります。

1、アクリルの磨き仕上げ


人の手による磨きの場合、一般的に綺麗な光沢が必要な場合バフがけやコンパウンドでの磨き等の職人作業になりますがこれは非常にコストが掛かる工法です。

機械作業でできなければ人の作業費はそのままコストとなるので、初めて透明モデル等をご依頼頂いたお客様の場合、びっくりされるくらい高額になることもあります。
きれいな光沢の透明モデルが欲しい!・・・と思われるお客様はその点、注意が必要です。

それでも、透明可視化モデルでは、手仕上げによる磨き作業に勝る仕上がりはありません。
一品もののモックアップ等は高額でも磨きによる仕上げは必須となりますね。

2、ポリカーボネートで加工後、薬品処理


もう一つの工法はポリカーボネート(以下PC)で切削加工を施し、表面を薬品処理することで(薬品処理の方法は企業秘密!)、表面を溶かし、透明にする工法です。

この場合、切削加工は加工機で、その後の薬品処理もそれほど工数が掛からないのでコストを抑えた工法となります。
ただし、表面の仕上がりは、パッと見 透明ですが、切削痕も残っていたり表面を溶かしているので、ニラつきが残ったりしています。

IMG_3005B.jpgPCの薬品処理はやや透明度が落ちる。

 
それでも、中が見れれば良いといった機能性重視の透明可視化モデルであれば十分な仕上がりと言えます。

3、注型工法による可視化モデル


3つ目は注型による複製モデルを透明にする工法です。

例えば、ある程度(10台など)、数量が必要な場合、全て磨きで対応しようとするととても高額になってしまいます。

なので、マスターモデルを一台作成、仕上げてゴム型による真空注型で複製品を作れば、コストを抑えて複製が可能となります。

注型による複製モデル。写真だと違いが分かりにくいですね・・・


ただし、材質がウレタン樹脂となる為、経年劣化(黄色く変色する)が早い為、仕様用途は試作に限定されるかもしれませんが、複数台の透明モデルをコストを抑えて作りたい場合に最適な工法といえます。

4、切削のみの透明、可視化モデル

4つ目は、切削加工のみで透明にする工法です。

これは、特殊な工具を用い、アクリル樹脂の切削加工を行う事で、機械加工のみである程度の透明度を確保する方法となります。
特殊な工具と書きましたが、ここは加工会社の腕の見せ所で、独自のノウハウで対応されているので、コストも含め、対応も様々。色々な加工業者さんに聞いてみないと判断が難しいところです。弊社でも条件により対応しておりますので、ご興味がある方はご相談ください。


透明可視化モデルは用途により使い分ける事が大事!

いかがでしたか?

透明な樹脂部品が欲しい!といっても工法は様々で掛かる費用も様々です。

透明部品の使用用途により、最適な工法を選ばなければオーバースペックで高額になる事があります。逆に、試作と割り切って仕上げの方法を選択することで、コストを劇的に下げる事が可能です。弊社ではお客様の用途により様々なご提案が可能ですので、透明可視化モデルをなんとかしたいという方、いらっしゃいましたら是非ご相談ください。
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

 


お問い合わせ

CONTACT

お問い合わせは、以下メールフォームまたはお電話からお寄せください。

0428-32-3731

受付 / 平日9:00~18:00

お問い合わせはこちらから

Copyright © 2017 Minami design Co.,Ltd.